2022年10月21日金曜日

よく噛むことの大切さ

こんにちは。鈴木歯科医院院長 鈴木です。


先日、名古屋市立二城幼稚園にて、

「歯科医がおススメする保護者にしてほしい口腔ケア」と題して、

保護者の方向けの歯科セミナーを

させていただく機会に恵まれました。




「歯並びをよくするには?」「虫歯の予防方法」などについて、

スライドや動画を交えながら、

保護者の方々にお話をさせていただき、

私にとりましても、楽しく、

有意義な時間となりました。

ありがとうございました。



「歯並びをよくする」ためには、

「よく噛んで、あごを大きく育てること」が

とても重要です。


「噛むこと」で、あごの筋肉や骨も成長していきます。


具材を少し大きめに切ってみたり、

根菜類や海藻類など、

「何度も噛む必要のある食品」を

食材に取り入れる、ということを

意識してみると良いでしょう。


噛むことは、「あごの運動」です。

一口あたり、30回くらい噛んで、

あごを育てましょう。



「唾液」には、酸によって溶けだした

ミネラル成分を元に戻したり、

食べ物を洗い流し、消化を助けるなどの

働きがありますが、

噛む回数が増えると、

唾液の分泌量も増えます。


つまり、「よく噛むこと」は

「虫歯予防」にもつながるのです。



このように、唾液には歯を守ってくれる働きがありますが、

おやつを不規則にダラダラと食べていると、

お口の中が常に酸性の状態になってしまい、

さすがに唾液の働きも追いつかなくなり、

お口の中の環境は、

虫歯になりやすい状態になってしまいます。


生活リズムは、自然にはなかなか身につきにくいものですよね。


「食べる時間(3度の食事)」「おやつの時間」の間に、

「食べない時間=体を動かして存分に遊ぶ時間」を

しっかり確保できるよう、工夫してみてください。



お口の健康は、豊かな生活を送るために、

とても重要なことです。

お子さまの幸せのために、

ぜひ、良いお口の環境を作ってあげてくださいね。



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鈴木歯科医院
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